訪問診療について

訪問診療と往診の違いについて。

訪問診療と往診の違いについて。

往診と訪問診療
■患者の求めに応じて患家を訪問するのが往診
■定期的・計画的に患家を訪問するのが訪問診療

”往診”は患者様の求めに応じて患者宅を訪問して診療を行うもので、その点が定期的・計画的に患者宅を訪問する訪問診療とは異なります。

”訪問診療”は、定期的・計画的に患者宅を訪問して医療を行うものであり、
状態が落ち着いている際にも定期的に訪問します。

訪問診療は、通院が困難な方に対して、計画的な医学管理の下に定期的に訪問して診療を行います。

 

往診と訪問診療の相違点

 

項目 往診 訪問診療
基本的な内容 急な発熱、転倒等、患者の求めに応じて 計画的な医学管理の下、定期的に訪問
訪問回数の制限 往診回数の上限なし 原則として週3回まで(急性増悪は除く)
算定回数 1日に2回以上可 1日に1回のみ
時間外加算 夜間・休日・深夜・緊急 なし

 

在宅医療を受けられる場所

■往診や訪問診療を受けられるのは「普段生活している場所」

在宅医療を提供できる場所には制限があります。

保険診療上、訪問診療を受けられるのは、自宅や高齢者住宅などの普段生活している場所に限られます。
例えば通所介護(デイサービス)は生活の場ではないので、往診や訪問診療を受けられません。
このようなルールが定められたのは、公民館や、特定の患者宅に多数の患者を集めて診療したりするのを防止する目的があったためと考えられます。

 

往診と訪問診療の相違点

場所 訪問診療 往診 がん医総 備考
自宅 2人目以降は訪問診療料の代わりに、初・再診料
小規模多機能 宿泊日のみ可。サービス利用前30日以内に訪問診療を行った患者に限る
サ高住・有料
(特定施設以外)
サ高住・有料(特定施設) ×
特養 × ※末期の悪性腫瘍、死亡日から遡って30日以内の患者に限る
ショートステイ × ※サービス利用前30日以内に訪問診療を行った患者に限る。併設の医療機関は不可
デイサービス × × × 生活の場ではない為訪問診療不可