第9回 あんず在宅医療ミーティング「医療機器」

第9回あんず在宅医療ミーティング
第9回あんず在宅医療ミーティング

今回のテーマは「医療機器」です。

■プレゼンテーション1
各社医療機器実演セミナー

1.エア・ウォーター・メディカル株式会社様
在宅での栄養療法

在宅中心静脈栄養法の目的について。

◆諸種の原因による腸管大量切除例又は腸管機能不全例等のうち、安定した病態にある患者について、在宅での療養を行っている患者自らが実施する栄養法をいう。
◆原因疾患の如何にかかわらず、中心静脈栄養以外に栄養維持が困難な者で、当該療法を行うことが必要であると医師が認めた者とする。

1.進行がん
2.短腸症候群
3.炎症性腸疾患 (クローン病、特発性潰瘍性大腸炎)
4.慢性偽性腸閉塞症

在宅酸素濃縮装置の実機のご説明を頂きました。


2.株式会社 ジェイ・エム・エス様
経腸栄養用輸液ポンプのご紹介

在宅栄養療法を支えるデバイスの紹介
栄養管理の基本と栄養投与ルートの選択

経腸栄養療法の特徴と利点
1.腸管粘膜の維持(腸管粘膜の萎縮の予防)
2.免疫能の維持、bacterial translocationの回避
3.代謝反応の亢進の抑制(侵襲からの早期回復)
4.胆汁うっ滞の回避
5.消化管の生理機能の維持(腸蠕動運動、消化管ホルモン分泌)
6.カテーテル関連血流感染症、気胸などのTPN時の合併症がない
7.長期管理が容易である
8.廉価である

経腸栄養療法を行うために必要な器具
1.栄養剤を体内に送り込むアクセスルートとしての経腸栄養カテーテル(経鼻栄養カテーテルやPEGの胃瘻カテーテルなど)
2.経腸栄養剤を入れる容器、コンテナ(ボトル、バッグ、イルリガートルなど)
3.カテーテルと栄養剤をいれたコンテナをつなぐ接続チューブ
4.経腸栄養用の注入ポンプ
5.経腸栄養用のシリンジ

在宅経腸栄養とは?
「在宅医療」は簡単に言うと「患者の生活の中に必要な医療を持ち込む」ことと言えます。
在宅医療は、患者の調子が悪い時に呼ばれて医師が患者宅に行くという「往診」というイメージが強いかもしれませんが、むしろ定期的な訪問診療・訪問看護などが中心であり、これらを通じて日常的な健康を保持するとともに、症状の変化を早期に発見し可及的に在宅で医療行為を行い病状の悪化を防ぐとともに、必要に応じて高度医療機関への紹介を行うというものです。

在宅医療と言うと「寝たきりの高齢者医療」というイメージが強いかもしれません。
しかし、対象となる患者は幅広く、虚弱な高齢者、脳卒中後遺症、神経筋難病といった患者はもちろん、末期がん、若年の障害者(頚椎損傷や頭部外傷後など)、重症心身障害の子どもなども少なくありません。
特に、末期がんでは「在宅緩和ケア」や、神経筋難病や重症心身障害児では「在宅人工呼吸器」などの、比較的高度な医療を在宅で行っているケースも少なくありません。


3.フィリップス・レスピロニクス合同会社様
フィリップス在宅器機ご紹介

人工呼吸療法 NPPVのメリット

1.挿管や気切による合併症を回避
2.早期に開始できる
3.陽圧換気の中断が容易にできる
4.食事ができる、会話ができる
5.日常生活動作の拡大
6.コスト削減

睡眠時無呼吸治療機器CPAP及び人工呼吸器、陽圧療法のマスクをお持ちいただきました。


4.みよの台薬局グループ 在宅医療推進部様

医療機器レンタルの概念について

PCAポンプの特徴、在宅でのモデルケース等お話しいただきました。


■プレゼンテーション2
重症在宅患者に医療機器を活用して対応しよう!
あんず訪問診療クリニック 鬼澤 信之

医療機器の使用例を、症例を紹介しながらご紹介致しました。