あんず在宅医療ミーティング

第8回あんず在宅医療ミーティング「在宅診療におけるフットケアの重要性について。」

プレゼンテーション1

講師:CLIP-ON!
代表:清水 正則様

CLIP-ON!とは?

爪の美容上の不都合を補正することを目的とし、お客様(患者様)の問題を解決するための手段です。

美容上の不都合とはネイリストさん方が爪を延伸したり見た目を整えるスカルプチュアのようにエクステンションの技術やチップ&オーバーレイの技術(ネイルチップをつけてアクリルやジェルで 覆い補強すること)、樹脂を使用して丸くなっている爪を平らになるように補整し、カタチを整え、皮膚に埋没したり、爪の周囲の皮膚が持ち上がったりした状態を修正したりする技術であり、爪が湾曲してしまった状態(巻き爪)、爪が極端に短くなったり、皮膚に食い込んでしまった状態(陥入爪)、割れた爪、変形した爪、肥厚した爪等、を指し、これらを補整することが目的であり、病的な状態、疾患の疑われる状態の爪を施術することを目的としません。

本日は実際の症例写真を見ながらご講演頂きました。

CLIP-ON!様は「スポーツパフォーマンスの向上」「運動機能の向上」「ケガの予防と改善」「健康に歩行する事」「健康寿命の延伸」に貢献することを思料し活動されています。

CLIP-ON!様では、様々な任意団体様、公益法人様とのコラボレーションを模索しています。フットケアや医療、看護、ネイル等の各関係機関でコラボレーションをお考えの団体様はお気軽にお尋ねください。

 


プレゼンテーション2

講師:あんず訪問診療クリニック
医師:鬼澤 信之

他職種連携でピカピカの足に〜間違いだらけのフットケア〜

なぜフットケアが重要なのか?

メディカルフットケアは「少しでも長く歩ける足を守り、足から全身をみること。」

糖尿病、透析患者では必須。適切なケアにより糖尿病患者の足切断は防ぐことができる。特に高齢者では転倒予防の観点からもフットケアが重要です。

psyco-podiatry(精神足病学)という視点

体表で最も患者さんの生活習慣を物語るの足ではないか。体の末端にある足は、体の深部の状態を知らせる「体の窓」。同時に食習慣や生活様式が表れる「心の窓」でもある。患者さんの「心の窓」を開くのにフットケアは有用なツールともなります。

法律上は医療行為であってもヘルパーができる行為

    原則として医行為ではないと考えられるもの

  • 1) 爪切り、爪やすりによるやすりがけ(爪と周囲に異常がなく、かつ糖尿病等の疾患に伴う専門的な管理が必要でない場合)
  • 2)歯ブラシや綿棒などによる歯、口腔粘膜、舌に付着した汚れの除去
  • 3)耳垢の除去(耳垢塞栓の除去を除く)
  • 4)ストーマ装着のパウチにたまった排泄物の廃棄(ストーマ及びその周辺の状態が安定している場合等、専門的な管理が必要とされない場合には、肌に装着したパウチの取り替えも可)
  • 5)自己導尿の補助としてのカテーテルの準備、体位の保持
  • 6)市販の使い捨て浣腸器(いわゆるイチヂク浣腸)を用いた浣腸

プレゼンテーション3

講師:地域ケアステーションゆずり葉
看護師:梅垣 達哉様

笑顔に変えるフットケア~正しい爪の切り方~

なぜフットケアが重要なのか?

健康寿命という概念が提唱され、在宅医療が主流になろうとしている今、その方らしく生活を送るためには、痛みなく歩けることが大切です。

足部は運動器であると同時に、感覚器でもある。足部トラブルが原因で、ADLが低下してしまった方がたくさんいらっしゃいます。

梅垣Nsからは、実際に診療に関わっている患者様の事例等お話頂きました。

足部には、感覚受容器が多く分布しています。胼胝(タコ)や鶏眼(ウオノメ)は、その感覚入力を痛みによって阻害し、歩行機能やバランス保持機能に悪影響を及ぼすことが知られています。

在宅診療・在宅医療のフットケアについて

メディカルフットケアとエステ

在宅医療の現場では、誰に相談したら良いかわからず、放置されている現状をよく目にします。 訪問看護師による「メディカルフットケア」は、単に「タコやウオノメを削る」「爪を切る」だけでなく、陥入爪や足趾の形状を整えるアプローチ、 足部アーチの補正や変形性膝関節症の進行防止まで、その方の足部の状態を考慮して行います。

「足のエステ」ではフォロー出来ない領域は、訪問看護師さんにお任せしましょう!